シームレスなUI/UXがリピート購入のCVRを向上
リピート購入をしてもらうためには、顧客にとって利用しやすいECサイトであることが重要です。UIやUXが悪いだけで、CVRが何倍にも違ってくる現象は良くあることです。それゆえに、既存顧客がリピート購入する際の導線や操作性は、最も注意を払い改善をする必要があります。
実際の改善にあたっては、自社サイトのどの部分に問題があるのかを把握するため、まず顧客の動向を把握できるツールを導入し、問題がある箇所を洗い出していきます。
一方、最近ではShopifyなどのグローバルなECプラットフォームが主流になり、便利なプラグインも世界中で開発されるようになりました。
これらの機能は、既にUI/UXが設計されているものも多く、もはやスクラッチで開発する必要性が日に日になくなっています。
最新のプラットフォームやプラグインを導入しながら、スピード感あるUI/UX改善を行うことで、ライバルサイトよりもリピート購入のCVRを上げることができます。
STEP 1
顧客行動の分析
利用しやすいサイトを構築するということは、サイトの利用しずらい部分を潰していくという事でもあります。
そのために、まずサイトの表示速度や、顧客のサイト内での遷移などをツールによって計測し、どのようにサイトが利用されているかを確認していきます。
その過程で、顧客がどの部分で振り落とされてしまっているのかなどを把握していきます。
ツールに関しては以下のようなものが考えられます。
- ヒートマップ(ミエルカ、Ptengine等)
- Googleアナリティクス
- サイト表示速度計測サービス(Pagespeed Insights、Testmysite等)
STEP 2
問題点分析・洗い出し
ツールで得られた情報を元に、サイトのどの部分に問題がありそうかを分析していきます。
例えば、トップページでの直帰率が多すぎる場合は、サイトが重くて顧客がサイトを見進める気が削がれていたり、FVでの情報提示が魅力的でなかったり、導線に問題があって目的の商品が見つけられなかったり、というケースが考えられます。
他にも
- 商品ページに進んでいるけどもカートに進んでいない
- カートには遷移しているが、購入には至っていない
など、顧客がどの段階で離脱しているケースが多いのか、原因は何なのかを探っていきます。
STEP 3
改善・機能追加案の提案
問題個所と原因が判明したのち、実際の改善を行っていきます。
改善内容によっては、サイトのメニュー構成などの変更や、サイト自体の機能追加なども考えられますので、作業に当たっては御社との細やかな連携を心がけていきます。
問題個所の改善を行った後、再度顧客の動向などを計測していき、改善の方向が正しかったのか、また、別の部分での離脱が起きていないかなどを確認。
改善と確認のサイクルを回していくことによって、UI/UXの完成度を上げていきます。