情報が効率的に活用できていない

大学病院における既存患者向けオンライン医療情報提供プロジェクト

問診では伝えきれなかった細かな病気情報を、既存患者向け情報提供サイトを通じて提供し、専門医師から活発に最新医療情報をアップデートすることで患者の満足度を向上させるリテンション強化を行いました。その結果、国内最大規模の病気情報サイトに成長し、訪問者数は従来の9倍に増え、TVなどでも取り上げられるようになり、クライアントのリテンション基盤強化に貢献しました。

課題

  1. 1人の問診時間が限られているため患者に全ての病気情報を伝え切れていない
  2. 大学病院なので医療情報は豊富にあるが効率的に活用できていない
  3. 専門医師からの最新医療の情報がアップデートできていない

弊社が取り組んだこと

①各科の医療情報を集積できる総合サイトを構築し公開しました
大学病院には様々な医療情報が豊富にありますが、それらは各科に属しているため、患者のみならず、病院関係者も目にすることがありませんでした。一方で、一回の問診では時間的な制約があるため、病気や処置についての詳細情報を全て伝えることができないジレンマがありました。
弊社では、医師、患者、病院関係者がオンラインで医療情報を閲覧できるような総合サイトを構築しました。

②各科の専門医から最新医療情報をアップデートするための連携体制を構築しました
これまで横断的に各科をオンラインで繋ぐ医療情報サイトはなかったため、各科の情報更新の担当医師と、それを受け取る事務局サイドの連携体制を構築し、アップデートがスムーズに行えるスキームを作りました。

③最新医療情報を毎週情報更新できるようなサイト運営体制を構築しました
事務局と連携し、各科の医師からアップデートされた最新医療情報を総合サイトに反映するための大規模なサイト保守チームを編成し、毎週情報更新ができる運営体制を構築しました。

結果

  1. 専門医師と既存患者を結ぶ医療情報の伝達が可能になりました
  2. 既存患者が最新医療情報にオンラインでアクセスできるようになりました
  3. 病院関係者も各科の最新医療について知ることができるようになりました

その結果、国内最大規模の病気情報サイトに成長し、訪問者数は従来の9倍に増え、TVなどでも取り上げられるようになり、クライアントのリテンション基盤強化に貢献しました。


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