画像クリエイティブの精査方法

CTRとCPCを重要視する

今回は入稿したクリエイティブ画像を、管理画面から確認し管理するステップを説明致します。

まず新規に広告を配信した後に確認することはCTRとCPCです。
CPCが低いほど1クリックにかかる金額が低く、少ない広告予算で多くのクリックをすることが出来ます。
CTRを改善することで、CPCを下げることも出来ます。
ただ、CPCの基本はCPM(インプレッション単価)で相場が決まることも多く、その場合は販売商品の見直しも検討致します。

媒体の相場感とは

CTRとCPC、そしてCPMを見て確認出来ることは媒体内の相場感です。
競合が多い商品ほどCPC、CPMが高い傾向があります。CPMは媒体内の入札形式で、CPMを下げる為には同じ配信枠に配信される広告の中で1番良いものを作らなくてはいけません。
競合する商品プロダクトが多いことで、CPCが低下しないという要因もありますが、画像ひとつでクリック率は大きく変わり、CPCを下げることももちろん可能です。

数値から見る精査方法

広告配信を開始する際に、まずは5個ほど画像を入稿しCTRとCPCを確認致します。
日予算にもよりますが、1週間程で大まかにクリエイティブ別の差は確認出来ます。
冒頭で述べたようにまずはCPCとCTRを確認するのですが、CPCが高くCTRが低いクリエイティブは停止します。配信予算が小さく日によってぶれが大きい場合は週全体等広い期間で見てみると良いでしょう。

CPCが高いけれどCTRも高い、またその逆となるクリエイティブも出てきます。
その際はCVが出ているかどうかも確認しましょう。
なぜなら、クリエイティブ精査は基本的に効果の良いものを残していき、また更に良いものを制作し全体のクオリティを上げていくことで、新規獲得を増やしていくからです。

クリエイティブ精査は繰り返し実施

新規クリエイティブを入稿した際には、引き続きCPCとCTRを上げていけるように改善を繰り返していきます。
現状の当たりクリエイティブの展開を広げることと、今までのクリエイティブより更に効果の良いクリエイティブを作成することで、全体のCVRを下げていくことが出来ます。


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